わしの日記

2004/11/27 (土)

政治を語る


わしが語ろうというのではなく、政治について語る番組を見ていて、いつも感じることがある。
いい加減な日本語を使う人が多い。

中身もないのによく喋れると感心したくなるような、もって回った、否定を否定してさらに上塗りするような、おかしな物言いをする人が本当に多い。
バカボンのパパみたいに、「反対の反対は賛成なーのーだー」と茶化して、一刀両断したくなる。
例えばこうだ。
「…軍事としての問題であるとは必ずしも言い切れないという意見にも、一定数の支持があるのではないかと考えていいのではないかと思う次第ですがいかがでしょうか」
あんたの頭の方がどうかしてるんじゃないか、いかがですかと聞き返したくなる。それも、こうやって煙に巻きながらも、お互いに腹のそこを探り合い、故意にちょっとピントをずらして喋って、相手の出方を見る、なんていう高度な技を使う、煮ても焼いても食えないしたたかな大人の政治家や評論家が、昔は居たような気がするんだけどね。

今は、何を語っているのか、本人もわからないような、おかしな人ばかりだ。

これじゃ、外国にやられてばかりなのも当たり前だ。
誰か、助っ人してやれ。

もしくは、国を憂いつつプログラムのバグに悩むわしに、清き一票をくれ。(失笑)