おいらの音

Yellow Magic Orchestra

 私の魂を、還暦近い今でも揺さぶる Yellow Magic Orchestra に関するまとめです。

soma fm - Groove Salad

私が愛聴するsoma FMの、Groove Saladというチャンネルの過去の曲リストを残そう、という企画・実装・運用をしておる者です。
同局は、直近2時間程度の放送曲・アーティスト名・アルバム名を、放送時刻や購入リンクとともに掲示してくれますが、過去の記録が見当たらないです。
のべつまくなしに同局のリストを録音して喜んでいる変わり者の私は、本放送の数時間後あるいは数日以上経ってから「こ、この曲はイイ……!!」となることが少なくありません。当然すでに放送リストからは消えています。以前はリストを定期保存したものを睨み、サンフランシスコと日本の時差を暗算して曲を突き止めていたのですが、数年を経て慣れるどころか、逆に間違いとイライラが増えてきました。単なる計算ミス以外に、サンフランシスコのサマータイム期間も考慮せねばなりませんが、意外と難しいんですよ。「どうも曲のイメージと違う気がするが、きっと、このアーティストのこのタイトルだったんだな……」と、間違いを信じて、後日、CDを買って届いたら全然ちがうじゃねーかオイ!! と悔しい思いをしたことさえあります。(最近は「CDを買う」こと自体減りましたがね)
ついにアタマに来て自動化しました。自作リストはデザイン的にはイケてませんが、Googleへの検索リンクを付与しています(※)。いまどき、たいていの曲はどこかで拾って聴けますから、これですぐ「この曲だ」と、検証しやすいでしょ?

(※)本家somaFMのplaylistについてるリンクって、アメリカの買い物サイトとかに飛ばされてイマイチなので、収録してません。普通にググるリンクに変えてます。
(※)2025/08現在のサーバ運用は、60秒に1回更新、です。皆さんの応援が届くと、更新間隔が狭まる可能性があります。

2024/2月頭~4月下旬のデータは、運用作業ミスで失ってます。今後も、小さな空白があれば、「やったなこのバカ」と、ご容赦を。

かつて札幌に存在した謎のテクノバンド "Field Work"

 実体は私ひとりであり、ネタは、坂本龍一とトーマス・ドルビーがコラボした曲名そのままなんだけど、一般名詞なのでこのままバンド名に使っても問題ないだろうと、当時通っていたH大の講義室で、午後の退屈な講義に居眠りして、よだれを垂らしながら、「そうだ」と思いついて、ノートにバンド名ロゴ案を幾つも描いて1人で喜んでた、というだけであり、実際に"活動"したのは1985~1987の3年足らずです。使った楽器はKORG DW-8000、YAMAHA TX-81Z・RX-21(友人H君に借りて友情出演)をYAMAHA QX5でコントロールして、TASCAM Porta-ONEでミックスして喜んでました。
 衝撃的デビュー作は当時最先端のデバイス『カセットテープ』であり、生産数わずか一本、世界中探してもこれ一本しか残っておりません。自分以外に聴いたひとは数人しかいない、驚異のレアトラックです。さらに、その曲数、驚き桃の木、厚顔無恥なA面・B面合わせて22曲であります。(いやだから、デビューなんかしてないでしょ)
 ……冷静に考えると私にもまだ人生が残っており、社会的な見得というものもあります。それゆえ到底、この22曲を世の中にすべて公開して、笑いものになる勇気は無いわけであります。あまりの出来の良さ(失笑)に、二度と誰もこのサイトに来てくれなくなったら困ります。ですから、せいぜい、鼻で笑われて、それでも、他のページを見てみるか、と情けをかけて頂ける(ことを図々しくも期待する)程度のものだけ、こっそり公開します。
トラックNo. タイトル アーティスト自らの解説(という名の言訳)
A-11 単調な旅の風景 (骨の音楽) リズムを刻む音は、FM音源特有の響き。これはYAMAHA TX81Zだったと思います(あやふや)。ストリングスはきっとKORG DW-8000。まだ世間知らずの学生だった80年代の夜、クロスオーバーイレブンの前にやってそうな、ちょっと小難しいような架空のFM番組の、いくぶん単調な、架空のオープニング曲が、作りたかったんでござる。あるいは旅番組で、東北の日本海沿いを走る寂れた列車で独り揺られながら、やることもなく一杯やりながら、車窓から単調な雪に覆われた田野が流れるのを目で追っている……という設定でもいいです。
冒頭、右チャンネルばかり鳴るので、設置したスピーカーの左右を間違えてないかのテストにも使えるという、実用性も兼ねた珠玉の逸品。普通の人なら諦める45秒が過ぎたころ、ようやく、左チャンネルの音がハッキリ鳴ります。