おいらの音

Yellow Magic Orchestra

 私の魂を、還暦近い今でも揺さぶる Yellow Magic Orchestra に関するまとめです。

soma fm - Groove Salad

私が愛聴するsoma FMの、Groove Saladというチャンネルの過去の曲リストを残そう、というものです。
同局は、直近2時間程度の放送曲・アーティスト名・アルバム名を、放送時刻や購入リンクとともに掲示してくれていますが、過去の記録が見当たらないわけです。
(ま、ラジオ局って昔からみんなそうだけどね)
もうひとつ、この放送時刻はサンフランシスコの時刻ですから、日本人の私が「あのときかかっていた曲は……」と探すときに、日本標準時刻で読み替えねばなりません。これが手間でしょうがないです。私はよく計算を間違えるし、足し算引き算は有っていても、実はサンフランシスコのサマータイムに一杯食わされて「どうも曲のイメージと違うな……」と悩まされることもあって、とうとう頭に来て自動化しました。このリストには、わたしが独自に計算して求めた日本時間も併記しています。この辺の手間の具合は、各ページに折りたたんだ「プログラマの愚痴」に書いているので、興味が有ったら読んでみてください。
※2024/2月頭~4月下旬のデータを作業ミスで失ってます。また、今後も、小さな空白があるかもしれません。それは、私の自宅サーバが止まったためとお考えください。わたしの家にも一応UPSと称していた物体は有るのですが、既に数年前にUPSとしての主要性能を失い、ただの「タコ足」と化しております。並の「タコ足」と違うのは、やたらと重いことだけです。停電時にはサーバと一緒に止まってツラさを共有してくれる心優しい、でも役に立たない奴です。なかなかここにお金をかけられず……!

かつて札幌に存在した謎のテクノバンド "Field Work"

 実体は私ひとりであり、ネタは、坂本龍一とトーマス・ドルビーがコラボした曲名そのままなんだけど、一般名詞なのでこのままバンド名に使っても問題ないだろうと、当時通っていたH大の講義室で、午後の退屈な講義に居眠りして、よだれを垂らしながら、「そうだ」と思いついて、ノートにバンド名ロゴ案を幾つも描いて1人で喜んでた、というだけであり、実際に"活動"したのは1985~1987の3年足らずです。使った楽器はKORG DW-8000、YAMAHA TX-81Z・RX-21(友人H君に借りて友情出演)をYAMAHA QX5でコントロールして、TASCAM Porta-ONEでミックスして喜んでました。
 衝撃的デビュー作は当時最先端のデバイス『カセットテープ』であり、生産数わずか一本、世界中探してもこれ一本しか残っておりません。自分以外に聴いたひとは数人しかいない、驚異のレアトラックです。さらに、その曲数、驚き桃の木、厚顔無恥なA面・B面合わせて22曲であります。(いやだから、デビューなんかしてないでしょ)
 ……冷静に考えると私にもまだ人生が残っており、社会的な見得というものもあります。それゆえ到底、この22曲を世の中にすべて公開して、笑いものになる勇気は無いわけであります。あまりの出来の良さ(失笑)に、二度と誰もこのサイトに来てくれなくなったら困ります。ですから、せいぜい、鼻で笑われて、それでも、他のページを見てみるか、と情けをかけて頂ける(ことを図々しくも期待する)程度のものだけ、こっそり公開します。
トラックNo. タイトル アーティスト自らの解説(という名の言訳)
A-11 単調な旅の風景 (骨の音楽) リズムを刻む音は、FM音源特有の響き。これはYAMAHA TX81Zだったと思います(あやふや)。ストリングスはきっとKORG DW-8000。まだ世間知らずの学生だった80年代の夜、クロスオーバーイレブンの前にやってそうな、ちょっと小難しいような架空のFM番組の、いくぶん単調な、架空のオープニング曲が、作りたかったんでござる。あるいは旅番組で、東北の日本海沿いを走る寂れた列車で独り揺られながら、やることもなく一杯やりながら、車窓から単調な雪に覆われた田野が流れるのを目で追っている……という設定でもいいです。
冒頭、右チャンネルばかり鳴るので、設置したスピーカーの左右を間違えてないかのテストにも使えるという、実用性も兼ねた珠玉の逸品。普通の人なら諦める45秒が過ぎたころ、ようやく、左チャンネルの音がハッキリ鳴ります。